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Webセミナー〈人事の基礎〉 〜 制度/人材育成 〜

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■STEP 1 「あるべき姿」が起点

○オリンピックを目指す選手たちと「あるべき姿」

4年に一度のオリンピック。一流のアスリートたちはこの世界的スポーツイベント参戦に向けて、トレーニングを積み重ね、出場にむけての戦いを繰り広げています。
素質だけで戦っている人は当然ながらほとんどいません。日本でトップに、アジアで一流に、そして世界でトップクラスにと「あるべき姿」に向かって、コーチの指導の下、トレーニングを積んでいきます。
あるべき姿のハードルを超える毎に、また目標の難易度を上げていきまたそこに向かって努力をしていきながら現在に至ったことでしょう。人材育成の原点はこんなところにあります。
○企業における「あるべき姿」とは

ところが、企業では「人材育成」という言葉で思い出すのが「研修」や「セミナー」そして「OJT」や「OFF JT」。
人材育成イコール研修運営とかOJTだと考えている経営者や人事担当者も少なくありません。
確かに研修を受けて気付き成長していく、先輩の指導を通じて成長していくという事実はありますし、実際経験された方も多いと思います。
よって人材育成=研修やOJTのイメージが強いのですが、実はこれらは育成の為の手段=方法です。
何故研修をする、先輩に指導を受ける必要があるのでしょうか?
それはその会社の社員として一人前になる、一流になる、成果を出せる人材になる、等々の目標があるからです。その目標が「あるべき姿」といってもいいでしょう。
○働く個人の成長が企業の成長を支える

企業には、これを大事にして(経営理念)ここに行きたい(経営戦略)という意思と目標があります。
これらはまさに会社の「あるべき姿」です。その「あるべき姿」を目指す為に、事業戦略を考えそれを達成する組織を編成していく。
それらを支えるのは社員一人ひとりです。そして社員の成長はまさに企業の成長の原点ともいえるでしょう。
その為にこんな人材に支えて欲しいという、人材の「あるべき姿」を想定し発信することは経営者そして人事部門の重要な役割の一つです。
そのあるべき姿を社員一人ひとりが理解し、それにむかって仕事や会社のサポートを通じて努力し成長していくことが人材育成であり、そういう社員増えることで企業は活性化し永続性が図れるといってもいいでしょう。


<人事の基礎 充実度チェック!> 制度/人材育成〜人材育成の目的編

セミナーはいかがでしたか?
あなたやあなたの所属する組織の充実度をセルフチェックしてみましょう。

□「あるべき姿」を想定し、それに向かって努力したことがある。

□経営陣はこんな人材が必要だ、というメッセージを常日頃から発信している。

□社員の行動基準など社員に期待する行動や人材像は、書面や朝礼時の唱和等で共有化
されている。

□人事部門として役割や職種別など、社員の「あるべき姿」は具体的に表現できている。

□「あるべき姿」は単なるお題目ではなく、具体的な行動目標に落とし込んでの実践を
促進している。

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