田畑 浩
代表取締役
田畑 浩
 (Hiroshi Tabata)

■マネジメントのコミュニケーション (2010/06/20)

世界中がワールドカップで盛り上がっています。
わが日本もカメルーン戦で勝利。
そして優勝候補のオランダ戦では惜敗。
次回デンマーク戦に引き分けても決勝リーグに進出できるとか。
選手も監督もプレッシャーは我々の想像を絶するものでしょうが、
ホント、期待しています!

そんな中、
監督と選手の関係が取沙汰されている国もあります。
事実かどうかは定かではありませんが、
その国は早々と予選リーグ敗退になってしまいました。

やはりチームとしての一体感が、
特に緊張を強いられる場面では重要だ、
と示してくれている格好の例だと感じます。

信頼関係を築く最もシンプルで且つ効果的な方法はといえば。
それは、相手を受け入れている姿勢で示すこと。

抱擁や握手をして選手を迎え入れる監督の姿をよく見ます。
まず、態度で表すこと、これは重要ですね。
次に、表情。これが意外に難しい。

アルゼンチンのマラドーナ監督。
南米予選は苦労して突破し、相当バッシングを受けたようですが、
ワールドカップ本戦に入って既に2勝で決勝進出をほぼ決めているようです。
彼は選手を受け入れる態度だけでなく表情も満面の笑み。
チーム自体がとても元気に見えます。

また、
普段は厳しい監督が選手のゴールで喜びを爆発させる、
選手との握手に力がこもっている、等々
選手にとっては言葉のメッセージより、より気持ちが伝わっていることでしょう。

言葉による信頼関係作りより、態度、表情で表す信頼関係のほうが、
よりすばやく効果的であることはビジネス界も同じ。
特にマネジメントの立場の方々には実践して欲しいものです。
きっとチームのムードは一変することでしょう。


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