田畑 浩
代表取締役
田畑 浩
 (Hiroshi Tabata)

■積極的な自己分析力こそが危機回避能力を育てる (2011/08/04)

これはある雑誌の中で書かれたコラムの表題の一部。
表題からすると、ビジネス誌か評論雑誌のように感じる方々も多いと思うが、
実は月刊のゴルフ雑誌にあったもの。

執筆者は、海外で活躍した丸山茂樹プロをはじめ、名だたるプロ、アマチュアをコーチしている内藤雄士氏。

まず冒頭には、ミスショットをメンタルのせいにする前に、技術を徹底的に磨けと。
たった数度のナイスショットを基準にして、自分には打てる技術があると勘違いしているアマチュアが実に多いと。
よって失敗の理由を自分で明確に分析できないので、何度も同じ間違いを繰り返すというのだ。

彼が指導する時には必ず、ビデオでスイングを取り、冷静に自分のスイングをみてもらうという。
指導前と指導後の違いが自分でも理解でき、同じミスが出た時には自分で対策を考えることが出来るようになるそうだ。
これを繰り返すことで、他者に教わる受身ではなく自分で問題点を見つけ出し解決しようと努力するようになる、と。

このことはまさしく仕事にも生き方にも当てはまる、と、早速このページをスクラップ。

弊社で実施させていただく管理職・リーダー研修では、
自己分析を様々な手法で行なう場面もあるのだが、
その分析が甘い、もしくは他人からの評価を真摯に受け留めない人材や、
表面上だけ受け留めた振りをしている人は、必ず同じ間違いを繰り返すか、成長が止まっている。

こういう人に限って「志」を曲げない、とか「強みを伸ばす方が有効」とかいう言葉を発して、自己を正当化するのだが、周りから見たら明らかに「志」も「強み」も抽象的過ぎて、もっと実力を上げてから言え!(笑)。

こんなことを言っている私は、といえば、趣味のゴルフでは「自己分析&その対策」が相当できるようになってきたが仕事のほうは一向に・・・人間的にまだまだ未熟ということです・・・。

コラムテーマ:<徒然>
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